徒然とつらつらと、無為かつ怠惰な生活を書き綴ります。
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昨日の続き。
「人間原理という言葉をご存じですか?」 「煎じ詰めて言えば、『宇宙があるべき姿をしているのは、人間が観測する ことによって初めてそうであることを知ったからだ』という理論です」 「我観測す、故に宇宙あり。とでも言い換えましょうか。 (中略)宇宙を観測する人類がもし地球でここまで進化することがなかったら、 観測するものがいない以上、宇宙はその存在を誰にも知られることがない。 つまりあってもなくても同じことになってしまう。人類がいるからこそ 宇宙は存在を認められている、という人間本位的な理屈のことです」 ―――”涼宮ハルヒの憂鬱”より コペンハーゲン解釈よりは分かりやすい説明かな、これは。ほとんど同じだけど。 昨日OVERSシステムを例に出したのは、キョンと私たちの関係を説明するのに 一番楽だったから。メジャーな話じゃないから分からない人もいたでしょうが。 キョンが観測していない事象は私たちが知り得ない事象。 量子力学的な見方をすれば、いわゆる『箱の中の猫』状態。 キョンの観測によって世界はハルヒを中心に周り、そして一次元上にいる 私たちもそれを見ることが出来る。 昨日のコメントでキョンと私たちの関係と、長門と情報統合思念体の関係を ほぼ同じだと定義されていたK-14さん、『そう、それそれ』。 アルファシステム風味な世界観だとキョンはOVERS寄生されているだけ、 長門は別世界からの指示を受けた介入者とみることも出来ますね。 式神Ⅱでのオーキ・マイトと金さんの関係みたいな。 ハルヒがキョンという存在を必要としたのは、何ら不思議な背景を持たない 一般人の彼でなければ観測者としては不的確だから。 もっと突き詰めていくと『冒険でしょでしょ?』の歌詞の一部に 『私を見てよね』という部分があるのが分かるはず。これは『月姫研究室』さんでも 言われていたことですが。 ハルヒの「ないんだったら自分で作ればいいのよ!」というノリは 世界を創り上げることすら可能にしていますから、観測者がいないなら 強引にキョンという人物を引っ張ってくることぐらい朝飯前どころか昨日の夕飯前 どころか昼飯前どころか朝飯前であり、何戻った? それともこれは食事を抜いて 一日中ぶっ通しってこと? 私にも分からぬ。 PR 無茶苦茶な考察 涼宮ハルヒに関しての考察。凄ぇ無茶苦茶なコト言ってますが許せ。 ハルヒの願いである『荒唐無稽な人種の登場』。 宇宙人、未来人、超能力者は既に現れていますが、残る唯一の要素たる 『異世界人』は未だ未登場のままです。 これ以降SOS団に団員が増えるなんてことは無いだろうし、だとすれば これ以上変態風味なプロフィールを持てる唯一の団員としてキョンの存在が 挙げられるのですが……本編中で彼は自分の役割を『SOS団唯一の良心』と 定義していますし。彼にだけは黄色い救急車のお世話になりかねない背景は ない、……と、されています。問題はそれすらもハルヒの作り出した設定かも しれないという点ですが。 このように彼は生粋の観測者としてSOS団にいるわけですが、むしろ これこそが彼の立場=真っ当な一般人であるという点を危うくさせている。 何度も言うようだが涼宮ハルヒの近くにいる以上、『それ』には何らかの 役割が振られているはずで、だとすれば観測者という役割はキョン自身 分からないようにセッティングされていかねないのである。 もっと言えば、本当の意味での観測者=『涼宮ハルヒシリーズを読んでいる 私たち』は、キョンの視点を通じてあの世界に介入している、と見ることが出来る。 アルファシステム風な表現をすればOVERS寄生。 この観測者=キョンがいなければ、私たちは涼宮ハルヒという物語を 読むことが出来ない。更に言えば、コペンハーゲン解釈にのっとり 涼宮ハルヒという作品そのものが存在できなくなる。 つまりは。 キョンの視点は私たち異世界人の視線である。とか。 高町なのはの憂鬱 以前ブログで書いたネタなのですが、何かインスパイアされていた。 『砲撃でしょでしょ?』って、アンタ病的に巧すぎる。 Hayate:Y/ただの夢や 作者様をAAA映像師に認定。 ……つか、よくもまあここまで再現出来るものですねぇ。 K-14氏より寄せられたコメントの考察 (前略)自分としては今回のハルヒは、ハルヒのデレも可愛かったんですが 長戸のデレも絶妙だったなぁと思いましたね。まぁ、一言もしゃべって 無いんですが(汗 今回のアニメではやらない様ですが「消失」につながる長門の行動が 良かったですね。鶴屋さんにはハルヒ達の場所を教えたのにキョンには 教えなかったとことか。 そして次回から「憂鬱」ですね。楽しみに待ちましょう。 ……ツッコミ忘れていたウィークポイントをしっかり突いてきますね(苦笑) いや、ちょっと真面目に考察。 皆様御存知のことと思いますが、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は不規則な 放送順で、原作1~3巻+αを映像化しているものです。 で、原作四巻にして最高の巻であるとの評価も高い『涼宮ハルヒの消失』、 これは物語の時系列では12/18、つまりアニメ版9話『サムデイ イン ザ レイン』 の直後の話です。アレは冒頭のキョンの独白から、12月頭の話らしいので。 で、ここからが本題。 『消失』の話の鍵として、『宇宙人製のアンドロイドである長門が、感情らしきものを 得たことによってバグを引き起こしてしまう』(ネタバレ注意)という点があります。 『サムデイ イン ザ レイン』は『長門が無機質なアンドロイドらしからぬ行動』を 取り始めた当初の話を描いた、ということ。おそらくは原作ファンが 待ち望んだ挿入話でありましょうな。さすがは谷川 流先生が脚本を 書いただけある話です。多分次の原作本に収録される気もしますが。 キョンは『長門のバグ』に早く気付いてやれなかったことを後悔していましたが、 その光景を今回で描き出したわけですね……これは原作既読者と未読者の 間に更に溝が出来そうですが。それについては私も「読め」としか言えませんし。 個人的に原作で好きな巻のトップ3を出すとすれば、 1. 7巻『涼宮ハルヒの陰謀』 2. 4巻『涼宮ハルヒの消失』 3. 5巻『涼宮ハルヒの暴走』 と、今回のアニメ化でほぼ触れられていない話ばかりなのですね……。 もし第二期の署名とかされるサイトがありましたら応援させていただこうと 思ってますよ、それはもう。このクオリティなら不満はないし、OVAだとしても 間違いなく買うでしょうから。むしろやって下さい。 次回からの話の流れとしては、おそらく次から 10話『涼宮ハルヒの憂鬱 Ⅳ』 11話『涼宮ハルヒの退屈 ”笹の葉ラプソディ”』 12話『涼宮ハルヒの憂鬱 Ⅴ』 最終話『涼宮ハルヒの憂鬱 Ⅵ』 とかでしょうか。まだ何か挟まれそうな気もしますけれど。 『笹の葉ラプソディ』が挟まれるのはおそらく確定(『ミステリックサイン』で キョンが「三年前の七夕が~」と言っていたため)ですので、他は『憂鬱』 一本に絞ってくるんじゃないかな、と思います。 たった一歩でフェイトの体は最高速に達した。砂塵を巻き上げて、 漆黒を纏った金色がシグナムへと一直線に迫る。 突進の勢いのままバルディッシュ・ザンバーを左から右へと振り抜く―――と 見せかけて、フェイトは身を沈ませた。初撃はフェイントだ。 更に下段から上段へと大剣を逆袈裟に跳ね上げる。しかしこれすらも 手甲を掠るだけのフェイクである。この速度に至って、フェイトの斬撃には ブレが無かった。彼女の澄んだ正確な太刀筋はシグナムをして賞賛する程で、 それをこの速度で振り回せば如何にシグナムといえども捌ききるのは困難だろう。 そして――― (これで……!) 二撃続いたフェイントの後、振り上げたザンバーを大上段から一気に斬り下げる。 これが本命だ。決まったという確信すらある、最高の一撃。 フェイトは胸中で歓声を上げた。 (勝っ―――) <Defenser> 直後に。 フェイトの視界に入っているのは、傷を受けたシグナムではなく、雲一つ ない青空だった。妙に体が痛い。ヒリヒリとした打撲の痛みだ。 「……あれ?」 「速度に溺れたか、テスタロッサ」 シグナムの声に、がば、と起き上がって振り返る。 シグナムは手傷こそ負っているものの平然と立ち、レヴァンティンを納刀して こちらを見ていた。ついでにどう見ても、さっきの一撃が当たったようには見えない。 「お前の剣は確かに疾い。だが、三度もフェイントを入れてはな。いくら何でも、 お前が三つの太刀筋を描く間にならば私の剣速でも一閃ぐらいは出来る」 言われてフェイトは自分の間違いに気づいた。 速度という決定力を持っているのだから、決めるのなら一発で決める べきだったのだ。慎重になりすぎて自身の長所を殺す結果になってしまった。 「さて、今回も私の勝ちだな。これで勝率は七割五分といったところか」 「……うう」 バルディッシュを待機形態に戻し、一人で反省会を始める。これでは勝率 五割すらほど遠い。何とかしなければ。 「まずは帰るぞ、テスタロッサ。傷は早めに治療しておかんと、主が心配 されるのでな。お前もクロノ執務官たちに心配をかけるわけにはいかんだろう」 「ええ、それは……」 少し肩を落として、まずは早く帰って傷の手当てだけはしておこうと オペレーターを呼び出す。訓練室が穴だらけになるという理由で、フェイトと シグナムの模擬戦は『訓練室では』禁じられているため、二人はわざわざこの世界に 転送してもらってから模擬戦にいそしんでいるのである。 と――― <Sir.emergency call to you.> 「非常連絡? バルディッシュ、内容は」 <Scramble request> 「緊急出動……ロストロギアの暴走?」 「こちらにもたった今、念話が入った。どうも大きな事件のようだ。 我らどころか主はやて、高町にも同様の要請が行ったらしいな」 どうやら久しぶりの全員集結らしい。この分だとユーノには捜査本部での 作業要請が行っているような気がする。アースラスタッフは総出に違いない。 「……まだ大丈夫? バルディッシュ」 「仕事だ、レヴァンティン」 <Of course> <Jawohl> それぞれの愛機の誇らしげですらある返答に、力が入る。 『フェイトちゃん、シグナムさん。連絡は聞いた?』 突如として空間にモニターが広がった。姉同然の女性の顔が、緊迫した表情で こちらを見ている。 「かなりの大事のようだが。我らやテスタロッサどころか、別部署の高町まで 駆り出すとは……」 『ロストロギアの暴走で、機械兵がもーなんかすんごい数出てるの! 敵が7で空が3!』 「エイミィ、私たちの転送は?」 『10秒待って! 転送先にシャマルさんが待機してくれてるから、回復は そっちでよろしく!』 「了解した」 エイミィとの連絡と入れ替わりに、足元に転送魔法陣が具現化した。 10秒どころか5秒で済んでいる。つくづくとんでもなく有能なオペレーターだ。 「やれやれ……休む間も無く、か」 「不満ですか?」 「平和ではない、という点だけはな。それ以外は満足している」 「……私もです」 数がどうだろうと関係ない。ヘタをすれば、フェイトたちが現場に着くまでに 現場は制圧されている可能性すらある。彼女たちならやりかねない。 「油断はするなよ」 「お互い様です」 「こいつめ。油断などするものか」 互いに苦笑して、いよいよ強まってきた魔法陣の光に目をつぶる。 次に眼を開けたときは戦場だ。 萎えることなく燃えさかる闘志をもう一度噛み締めて――― 二人の姿は砂漠から消失した。 妙に長くなったので今日はこの辺で。 他の連絡とかは明日にでも。 両者の闘志が爆発的に高まっていく。 フェイトは高速機動補助魔法である光の羽根、ソニックフォームの手足に 生えた『ソニックセイル』に魔力を限界近くまで注ぎ込み、同時にその速度に 振り回されないだけの精神集中に入った。視界が澄み渡り、シグナムと自分の 間に一筋の道が見えてくるような気さえする。 ただしその道筋には壁があった。言うまでもなくレヴァンティンとシグナムの腕の 長さ分、つまり居合いのリーチに張られた結界である。 (単純にスピードだけでどうにか出来る……とは思わないけど) それでもどうにかしなければならない。シグナムに対してこちらが勝っている点は、 それこそ速度ぐらいしかないのだから。 (……迷っちゃ駄目だ!) 「行きます―――」「―――来い」 フェイトは地を蹴った。 多分コレ、明日が最終回になります。 式神の城Ⅱ 金さん、小夜、光太郎、ちびふみこでクリア。ええいちびふみこ使いづらいわ! 光太郎は攻撃力低くて大変だった……ボムの威力は高いのに。 残るはふみこたん、日向、ニーギ、ロジャーか……。 日向とロジャーは楽だろうけど女性陣二人がしんどそうだ。 実況パワフルメジャーリーグ 最近プレイ中。リリなのキャラをサクセスで作っておりますが……。 今回サクセスの難易度低いですね。ルーチンワークを憶えてしまえば 簡単にオールA選手が出来上がっちゃって何かつまらねぇ。 涼宮ハルヒの憂鬱 第九話「サムデイ イン ザ レイン」 うーむ、搦め手ばかりだ。 何が恐ろしいって、おそらく今回の話で一番登場時間が長かったであろう 長門が実は一言も喋っていないとか。何だかなぁ。 今回はまあ、ハルヒが主役の話だったわけで。凄いツンデレっぷりであった。 ……そうか、先週の次回予告での「……お疲れ様、キョン」ってのは この伏線だったのか。やるじゃない。 この辺さすがは原作者自らが脚本を手掛けただけあるなぁと思いますね。 何つーか”ハルヒらしい”ツンデレの方向性でしたし。顔を赤らめたりは 意地でもしないんだね。それでこそだと私は思う。 |
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