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徒然とつらつらと、無為かつ怠惰な生活を書き綴ります。
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無茶苦茶な考察

 涼宮ハルヒに関しての考察。凄ぇ無茶苦茶なコト言ってますが許せ。

 ハルヒの願いである『荒唐無稽な人種の登場』。
 宇宙人、未来人、超能力者は既に現れていますが、残る唯一の要素たる
『異世界人』は未だ未登場のままです。
 これ以降SOS団に団員が増えるなんてことは無いだろうし、だとすれば
これ以上変態風味なプロフィールを持てる唯一の団員としてキョンの存在が
挙げられるのですが……本編中で彼は自分の役割を『SOS団唯一の良心』と
定義していますし。彼にだけは黄色い救急車のお世話になりかねない背景は
ない、……と、されています。問題はそれすらもハルヒの作り出した設定かも
しれないという点ですが。


 このように彼は生粋の観測者としてSOS団にいるわけですが、むしろ
これこそが彼の立場=真っ当な一般人であるという点を危うくさせている。
 何度も言うようだが涼宮ハルヒの近くにいる以上、『それ』には何らかの
役割が振られているはずで、だとすれば観測者という役割はキョン自身
分からないようにセッティングされていかねないのである。
 
 もっと言えば、本当の意味での観測者=『涼宮ハルヒシリーズを読んでいる
私たち』は、キョンの視点を通じてあの世界に介入している、と見ることが出来る。
アルファシステム風な表現をすればOVERS寄生。
 この観測者=キョンがいなければ、私たちは涼宮ハルヒという物語を
読むことが出来ない。更に言えば、コペンハーゲン解釈にのっとり
涼宮ハルヒという作品そのものが存在できなくなる。



 つまりは。
 キョンの視点は私たち異世界人の視線である。とか。

 
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コメント
許す(←偉そう
つまりキョンは私達にとっては物語の提供者で有る、とか。自分らが触れられるお話はキョンの語り口調ですし。但し絶対的な俯瞰視点では無いですよね。あくまでキョンの視点や知識であって、それ以上のコトは知り得ない。第三者の視点も無く、あくまでもキョンからの視点のみ。私達異世界人、もしくは一次元上の存在の私らがキョンの視点を借りて観察していると言ったところでしょうか。

ある意味、情報統合思念体とヒューマノイドインターフェイスの関係にも似ているのかも。どちらもアレまで上等な存在では無いですが(笑
私らは一方的にキョンの視点を借りたりして観測させてもらっているだけですし。ある意味、本人(キョン)の自覚が無いまま、もしくは意識させずに協力してもらっているという事でしょうかね。……となると、異世界人を私らとすれば、既に異世界人は登場していると言うことにもなるのかも。

ハルヒへの観測方法が現地人(キョン)とのおそまつな同期というやり方なだけで、異世界人は既に存在している。とか。真似っこ。

物語上の第三視点と言うと、自分的にはKIDから発売された「EVER17」が記憶に残ってますな。このゲームほど「ADVゲームの盲点」と言うモノを突いたゲームは無いと思われます。プレイしていらっしゃらなければ是非お奨めしますです。
【2006/06/03 23:20】 NAME[K-14] WEBLINK[] EDIT[]


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