徒然とつらつらと、無為かつ怠惰な生活を書き綴ります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「はぁっ!」 気合いの声と共に、ハーケンを撃ち出す。魔力刃は戦斧から射出されると、 ブーメランのように回転しつつ爆風に隠れたシグナムの背後へと飛んだ。 そのまま煙を切り裂いてシグナムを狙う。 しかしシグナムもそれを読んでいたのか、爆煙の中から飛び上がって 金色の円環を避けた。ハーケンが砂地に突き刺さって爆発する。 「レヴァンティン!」 <Schlange Form> 「バルディッシュ!」 <Assault Form> 魔力刃を射出したバルディッシュをアサルトフォームに変形させる。 射撃戦なら基本形であるこの形態の方が使い勝手がいい。 上空数メートル。シグナムはレヴァンティンをシュランゲフォルムへと 変形させたようだ。長剣の時ですら厄介だったリーチが、連結刃に変形した ことで数倍になる。 フェイトは歯噛みした。シグナムはフェイトが中距離射撃戦に移行することをも 読み切っていたらしい。バルディッシュを射撃も可能なアサルトフォームに 変形させたそのタイミングとほぼ同時にレヴァンティンのリーチを伸ばす 行動に出た理由は、単純にこちらの戦闘ペースを読まれたからである。 (今さらだけど―――やっぱり、強い!) <Schlange beisen> 伸びてきた連結刃の先端を、アサルトフォーム先端の分厚い斧刃で 切り払う。 レヴァンティンがこの形態の時は、防御能力が大幅に低下する代わりに 攻撃できない死角がほとんどなくなる。連結刃は振り回されれば全方位への 斬撃を放ち、不規則な軌道を描く刃は敵の接近を許さない。 そして――― 「ッ!」 切り払った連結刃はしかし、勢いを失わずにフェイトを取り囲んだ。 たちまち刃が逃げ場を埋めていく。先端は唯一の逃げ場である上空から、 フェイトの脳天を狙って一直線に伸びてきていた。 仕方がない。多少の無茶は慣れている。 「迷ってる暇なんてない!」 <Zamber Form> 連続してカートリッジロード。戦斧がほんの数瞬で形を変え、更には 金色の長大な魔力刃を生み出す。 バルディッシュ・アサルトのフルドライブ形態、その名もザンバーフォームである。 「良い覚悟だ……しかしこれならば避けようもなかろう!」 「当然です。避けませんから」 ともすれば自身の身長に匹敵するような大剣を肩に担ぎ、ただ一心に この状況の打破のみを考える。 フェイトの唇が言葉を紡いだ。 「疾風、迅雷―――」 <Sprite Zamber> 多分あと二日は続くっぽいです。リリなの。 機神咆吼デモンベイン アニメ版、かなり良い出来ですな。魔法少女よろしくの変身シーンは さすがにどうかと思ったが。 ……とりあえずアリスンが可愛かったな(結局それか 宣伝。もしくは参加者必死だなニュース。 『ゆうやのVRほ~むねっと』さんの所にて、メールマガジン 『ゆーやんChanネル!』連載のリレー小説『FORCE』に天話も お誘いいただきました。 5/22掲載分の第64話です。私の書いたものとしては珍しく 一人称になっております。 言うまでもないとは思いますが私以外の作家さん方の作品も楽しめますので、 参加者の一人としても一購読者としても宣伝。どうぞ購読をば。無料ですし。 PR |
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