異国迷路のクロワーゼ
『GOSICK』絵師の武田日向さんの連載第二弾。単行本出るまで
ノーマークだったよ。
あーもー、何だ。
19世紀のフランスに小さな日本人少女が奉公に出てボーイミーツガール的な?
現地の金髪青年と価値観の違いをお互い乗り越えて心の交流的な?
どのみち絵だけでK.O.なのに、ノリが典雅かつ必死で完璧にガード不能。
ていうか
片言少女マンセー。 しかしこう、アレだ。
線の緻密さとか背景の情報量とかそれに負けないほどの存在感を放つ
人物描写とか、おおよそこの人以外にこれを描ける人は一人としていまい。
完全無欠に中世欧州の風情だもの。これはGOSICKとかやえかでもそうだったが。
何と言うか、この人の描く『少女』には他にはない華があるよなぁ。
下世話な話をすると、例えば☆画野朗さんあたりの絵(多分、月もこの人の
画風に近い。いやジャンル分けすること自体が下衆いんだけども)だと、
萌えというより儚さが目につくような少女の絵になるんだけど。
喩えるなら雪の結晶の美麗さに近い。触ればたちまち消えてしまいそうな。
武田さんの絵はそれに近くて遠い、何というかそれこそ触れられる花の
風情があるような気が。
一見して危うい繊細さなのだけど、その実しっかりと根は張ってて
妙な安心感がある風な。
手の上に乗せても消えずに上目遣いに微笑んでくる風な。
途中からいまいち自分でも何言ってるのか分からんが。
しかし、やえかといいヴィクトリカといいユネといい、武田さんは
ひょっとして真性のアレなんだろうか。
グッジョブ過ぎるが。
機動戦士ガンダムOO
ヴァーチェの性能に対する驕りを棚に上げてスメラギさんのミスを
ねちねち責めるティエリア。生意気というかガキっぽい責任転嫁。
奴は多分、今度の冬コミの女性向け同人誌の中で相当コマされると思います。
無論、性的な意味で。
沙慈、頑張れ。
何つーか物凄く頑張れ。
しかし黒田洋介が本領発揮してリヴァイアス的な鬱脚本に突入したら、
多分被害を受ける筆頭は彼らな気が。そして次点はクリスティナあたり。
アレルヤとハレルヤのやり取りはもう何か、本当にイタくてたまらない。
つか桃桜さんも言ってたけど、今度の冬コミではアレルヤ×クリスティナ兼
ハレルヤ×クリスティナな同人誌が出る気がします。
純愛と鬼畜の両方面で楽しめr(こんにちはバンダイです
仮面ライダー電王
カイの中の人の怪演が素晴らしい。無邪気であることが絶対悪の条件。
あと五話かそこらしかないわけだが、えーとカブトの頃は44話当時、アレだ。
カブト+ガタック+キックホッパーのトリプルライダーキック。
45、46話が坊ちゃまの最期だったことを考えると、そろそろ侑人が
退場する予感満点なんだが。
しかし今回は『妄想電王』とか書けるかなぁ……無理かなぁ……。
ところで新番『仮面ライダーキバ』。
ライダー+バットマン÷2みたいなデザインはさておくとしても、
何か次も子供向けのライダーっぽい気がする。
『電王』が割と面白かった以上、子供向けになることに否やはないけど、
しかし吸血鬼っていうダーク寄りのガジェットを活かすのは大変なんじゃ
ないだろうか。
いっそ『クウガ』あたりのダークさに回帰してくれると個人的には
そっちのが楽しめるんだが。
主題歌はZIZZサウンドで。いっそ小野正利と生沢で。
ギターとパーカッションのサウンド溢れるメタル風なの。
間違いなくスーパーヒーロータイムからは叩き出されると思うが。
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