「心を癒す嘘、それもアリなんて。――でも、心を奪うのが嘘だろ？」

---

桃桜さんトコへの私信返し（？）

　遠回しに言うと特にあのSSを意識したわけでは（最悪だお前
　いや、まあ、あのブログ書く前にSSは拝見してるので、きっかけには
なってるんでしょうけども……。

　でも、改めて言われると確かに『続編』つーのはそういう部分が
少なからずありますよね。マルチエンディング方式が常のギャルゲには
特にそういう部分がある気もします。
　そういう意味で巧かったのが都築真紀さんであり、とらハ３のOVAと
リリカルなのは三部作だったりするんですが。
　ほら、恭ちゃんとくっついたはずの忍がもの凄まじく空気だったアレ。
リリなのでは主人公が違うわけだからアレでいいっちゃいいんだろうけど、
OVAでは思いっきりフィアッセがヒロインだったからねェ。

　まあそれはさておき。
　『D.C.』は本来、一作目で（というか、最悪でも『P.S.』までで）
終わっていなければいけなかった作品だと思うわけですよ。というか、
もっと直球で言えば音夢EDはあくまでもパラレルなルートじゃなければ
いけなかったんじゃないかなーと。主軸はさくらEDですよ多分。
　あの作品のテーマを考えるんであればメインヒロインは音夢ではなく
さくらでなければならない筈だし（音夢編のストーリーは『D.C.』じゃ
なくても出来たと思う。てかタイトル的にはロボ美春こそメインヒロインだが）、
あの物語の中で魔法の反作用の最たる被害を受けてたのは音夢でも
ことりでもなく、さくらだったわけで。
　つーか、冒頭でばあちゃんが純一の夢に干渉したのはどう考えたって
さくらを助けてやってほしいって話だと思うんだが違うのか。

　『D.C.Ⅱ』は未プレイだし何とも言えないんだけど、あれは曲芸が
続編を出す都合上さくらEDの歴史だと不都合があったからってだけで
音夢EDの設定を使ったっていう感があるんですよね……。
　別にこれは桃桜さんのフォローとかじゃなく本心で言うんですが、
『D.C.』が本来出さなければいけなかったのは、桃桜さん作のあのSSで
『純一がさくらに対して出したあの答え』だと思いますよ。
　魔法は、というか魔法使いは補助輪なのだから、それを引きずったままの
『D.C.Ⅱ』はオフィシャル設定として出すべきじゃなかった。曲芸商法
云々を抜きにしても。

---

神曲奏界ポリフォニカ　アイソレーション・ブラック

　水着のマティア＆シェリカ。
　イブニングドレスのマティア＆シェリカ。
　鬼神と化したマナガのおっちゃんとそれを宥めるマティア。
　……それ以外に言うことねェや。大迫さんの文章は本当に安定している。

　あと、口絵。マティアをお姫様抱っこしてるシェリカ。
　なにげにマティアが慌てながらもシェリカの首に腕を回してるのが
ポイント高いです。アレ、ちゃんと首に抱きついててもらわんと
危なっかしいんですよねーお姫様抱っこって。……邪推いらないから。

---

とらドラ！

　バカチワワ登場。……手加減なしでヤな娘だ。凄ぇ。
　良いね、原作同様バットを思いっきり長く持って構えてるねコレ。
　まあ大河の「とりあえずブッ……殺す！」が省略されてたのは残念だが。

　あと、櫛枝式ネオストリウム光線（違う）に無駄に力入ってて素晴らしい。
　そーか、やっぱこういう動きなのかみのりん……しかしまだ北村が
変態になってないんですけど何故ですか？（ぇ

---