徒然とつらつらと、無為かつ怠惰な生活を書き綴ります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「随分と凛々しい娘ね。まだ子供だっていうのに、何を思ってここに来たのかしら」 「この城が墜ちたら、下の街が全部消えてしまう……何でこんなことを!」 「かもね。でも、私には選択肢なんて無いのよ。この城が何処に墜ちようと、 私にはひとつしか出来ない。ただ、侵入者を攻撃することしか、ね。 ……金髪のお嬢ちゃん。あなたはどうかしら? 私を倒せる?」 「倒さなければ進めないのなら。私はもう立ち止まらないと決めたから」 「良い返事だわ。じゃあ始めましょう……私の名前はアララ・クラン。 赤にして薄紅の飛ばし屋……誇り高き氏族の子! 運命を定めるマジックソードも 御覧あれ。世界がいずれを選ぶかを!」 「時空管理局執務官フェイト・T・ハラオウン。……行きますッ!」 「ふむ、貴殿らも異世界の者だな。何故この城に介入する?」 「何言ってんのや……! あんたらの足元にどれだけの人がおると思ってんねん!」 『マイスターはやて、落ち着いてくださいっ』 「あかん。もう容赦も手抜きも何も無しや! いくで、リィン……え? ザフィーラ?」 「我が主、あなたは先へ。この者の相手は私が仕ります」 「……そんな。一人で無茶したらあかんてザフィーラ!」 「我は御身の盾なれば。おそらくこの先に、既に誰かがいる筈です。 合流されれば後はどうとでもなるでしょう。リィンフォース、主を頼む」 「ほう……戦士は死に絶えていなかったのだな。嬉しく思うぞ。 少女よ、貴殿は先へと進むがいい。その男の言うとおり、どうやら この城への侵入者がこの奥に向かっているようだ」 『マイスターはやて、行きましょう! 時間が……』 「……ザフィーラ」 「は」 「夜天の王として命令や。……絶対に無茶はせんといてな? 怪我したりなんかしたら、あたしは泣くで?」 「……心得ました。……感謝を」 「……行くで、リィンフォース!」 「さて、戦士よ。名を訊こう」 「ヴォルケンリッターが盾の守護獣・ザフィーラ。貴様とは出来れば 別の場所で出会いたかったが……」 「私とお前は……敵同士としてでなければ出会わなかっただろう、戦友よ。 我が名はダンデオン。緑にして柊! 戦士……いや、騎士よ。いざ、尋常に!」 「ハー!」 「フーン!」 「ふむ、二人か」 「う、うーん……ちょっと苦手かも……」 「女よ! 少女よ! 我が名はセイ!」 「我が名はファイ! 我らは黒にして兄弟! エイジャ兄弟!」 「私は守護騎士ヴォルケンリッターが一、剣の騎士シグナム。 生憎だが、城を墜とすような暴挙を我が主は許しはしないのでな。 ……無論、私も許すつもりはない」 「え、えーと、高町なのはです。……って! のんきに名乗ってる場合じゃ ないですってば! お二人とも、そこを退いてください!」 「退けと言うか、少女よ……」 「悪いが我らにも退けぬ理由がある! 通るのならば―――」 「「力ずくで越えてゆけ!」」 「高町、説得など不要だ。戦うぞ」 「何で分かってくれないんですか! レイジングハート!」 <stand by ready> 「クロノ。そろそろ僕を呼んだ理由を聞かせてくれ」 「……気付いてないわけじゃないだろう、君も。 この城はただの建造物じゃない。僕らの魔法とは全く違う技術体系で 作られた、それも最上級クラスのロストロギアだ。心当たりがあるんじゃないのか?」 「……当たり前だろ。こんな大きいロストロギア、僕はひとつしか知らないぞ」 「ああ。『アーカウ要塞』だ。……墜ちたら街がひとつ滅ぶくらいじゃ済まない」 「ヘタすればこの世界自体がなくなる、か。 ……急ごう。どうもさっきから、僕ら時間稼ぎされてるみたいだ」 「フランメ……シュラークッ!」 「おお、やるじゃんカナヅチ小娘!」 「てめえその呼び方やめやがれ、この犬!」 「何だとーっ!」 「ま、まあまあ。ほらヴィータちゃんも落ち着いて、ね?」 「……後で覚えてろよ」 「そっちこそ……ん? こいつぁ……」 「図体だきゃぁホントにでけーが……」 「ま、そんだけだねぇ」 「二人とも、油断しないでね……来ます!」 「……あら。 どうも別世界から司法権力が介入してきているようね。 第六世界からなのは間違いなさそうだけど……典雅さが足りないわ。 どうせなら捜査官を送り込む前に一発、砲撃でも撃ち込むぐらいの気概が 欲しいところなのだけど。まさか返り討ちにでもあったのかしら。 ……まあ、いいわ。どうせ私も参戦することになりそうだし。光太郎が ここに来るまでには解決していないと面倒だもの。敵は侵して殺して蹂躙。 さあ、ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン! ひとつ世界の秩序とやらを、殲滅しましょうか」 ごめん。第六世界はクロスオーバーに最適だからついやってしまったよ。 ……反応があればこのネタで書くけど、ウチの客は放置プレイ大好きな 真性のSの方々だけっぽいので望み薄か。しかもネタがマイナーだし。 PR ![]() ![]() |
プロフィール
カウンター
ブログ内検索
アクセス解析
|